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JPRS、学校名の日本語JPドメイン名の登録申請受付を1年後の10月2日より開始

 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は3日、「学校名の日本語JPドメイン名」の同時登録申請受付を1年後となる2017年10月2日より開始することを発表した。

 学校名の日本語JPドメイン名は、汎用JPドメイン名であれば「.jp」、都道府県型ドメイン名であれば「.<都道府県名>.jp」の直前の文字列に、「○○小学校」や「○○高校」といった初等中等教育機関の名称を使用するドメイン名を表し、例えば「○○小学校.jp」「○○高校.東京.jp」といったものになる。

 原則としてサービス内容、各種規則は「汎用JPドメイン名」および「都道府県型JPドメイン名」に準じ、いずれでも登録が可能。

 ただし、学校の種別を表す「幼稚園」「保育園」「小学校」「中学校」「高等学校」「高校」などが予約文字列となっており、この文字列で終わる日本語ラベルは、対象となる特定の組織の設置者(学校法人、地方自治体など)しか登録が行えない。

 同時登録申請は、登録希望者からJPRSへの直接メールで受け付ける。申請は2017年10月2日9時から12月22日18時まで受付を行う。申請期間中に受理した申請は同時に受け付けたものとみなされ、同一文字列に対し、複数の申請が競合した場合は、当該ドメイン名の申請者全員が同時登録申請者間の協議、もしくは抽選で登録者が決定される。なお、登録申請時の手数料は無料で、抽選結果は2018年1月25日にJPRSからメールで連絡され、1月31日に同時登録申請のドメイン名が登録される。ドメインの登録料金は、その際に指名した指定事業者を通じて支払う必要がある。

 その後、2018年2月1日から指定事業者を通じ、通常登録申請の受付が開始される。こちらは先着順となる。

【追記 10月20日 12:10】
 記事初出時から登録申請料金と申請競合時の決定方法が変更されたため、本文の一部を修正しました。

 JPRSでは、教育機関においてインターネットの利用が一般的となり、予約ドメイン名の登録・利用への要望も寄せられるようになってきたことから、学校名の日本語JPドメイン名を登録可能にしたとしている。