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LINEを乗っ取られる訓練、6月9日の「サイバー防災の日」記念日に実施

 LINE株式会社は、毎年6月9日を「サイバー防災の日」に制定した。同社が一般社団法人日本記念日協会へ申請し、正式に記念日として登録された。「デジタルデバイスが普及した現代、家の鍵を掛けるのと同じように、スマートフォンやパソコン、各種のインターネットサービスにおいても利用者のサイバー防災意識を高めて、安全安心な利用を実現してもらうのが目的」という。6月9日という日付は、セキュリティの鍵(ロック)を掛けるという意味を込めたもの。

 LINEでは同記念日を「インターネット上においても防災意識を持つ必要性を喚起する日」として、サイバーセキュリティ啓発施策を展開する。6月9日、インターネット上のトラブルから身を守るための「サイバー防災訓練」を実施。LINEアプリ内において「LINE乗っ取り」を無料疑似体験できる動画キャンペーンを実施するほか、同社の自主メディアにおいてLINE乗っ取りを含めたサイバーセキュリティ対策を特集する。

 2000人を対象とした「セキュリティリテラシー実態調査」を5月中に実施し、その結果に基づいてセキュリティリテラシーの現状と課題についても発表する予定だ。

 なお、6月9日はこのほか、「ザ・ロックアップの日」「えのすいクラゲの日」「ロックの日」「ログホームの日」「まがたまの日」「たまごの日」「無垢の日」「クレープの日」「我が家のカギを見直すロックの日」「パソコン検定の日」としても、日本記念日協会から記念日に認定されている。