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Microsoft、Windows 10 Creators Update向けに、セキュリティ修正を含まないアップデートの不定期配信を開始

 Microsoftは25日、「Windows 10 Creators Update(1703)」向けの品質更新プログラム「KB4020102」をWindows UpdateやMicrosoft Updateカタログを通じて提供開始した。

 Microsoftでは4月24日に、Windows 10 Creators Update(1703)を対象とするアップデートの提供について、現在月例で提供している「セキュリティ修正アップデート」に加え、セキュリティ修正を含まない「アップデート」を月に1回あるいは複数回提供するとの方針を発表している。

 今回提供が開始されたKB4020102は、この方針に沿って提供される初めてのアップデートで、セキュリティ修正に関するアップデートは含まれておらず、不具合修正を中心としたシステムの品質を改善するもの。新機能の追加なども行われない。

 KB4020102では、マルチディスプレイ環境におけるSplit View(画面分割)、Unicodeのレンダリング、Microsoft Edge、Internet Explorer 11、NTLMなどに関する不具合の修正が行われている。なお、更新の適用には再起動が必要となる。また、Windowsのビルド番号は15063.332になる。