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ソフトバンク、LTE回線による固定電話サービス「おうちのでんわ」、月額500円から

 ソフトバンク株式会社は、一般家庭向けの固定電話サービス「おうちのでんわ」を7月5日に提供開始すると発表した。

 LTEネットワークを利用し、専用の宅内機器「でんわユニット」と自宅の電話機を接続して利用する。電源があればどこでも設置可能としている。

 携帯電話や固定電話との通話、FAXの送受信が可能なほか、警察(110番)・海上保安本部(118番)・消防(119番)への緊急通報も利用できる。初期費用は、契約事務手数料の800円(税別)、番号利用登録料の1000円(税別)。NTT東日本/西日本の加入電話やISDN電話の新規契約時に取得した電話番号のみ番号ポータビリティが利用可能で、おうちのでんわへの継続登録料は2000円(税別)となる。

 利用料金はおうちのでんわのみで月額980円(税別)。でんわユニットの賦払金は465円(税込)×36回払いだが、同額の月月割が適用される。一方、インターネット接続サービス「Softbank Air」あるいは、ソフトバンク/ワイモバイルの携帯電話をでんわユニットと利用すると、480円の「でんわまとめて割」が適用され、月額500円(税別)で利用できる。

 通話料金は固定電話宛では3分あたり全国一律で7.99円(税別)。ソフトバンクの携帯電話宛は無料で、それ以外は1分16円(税別)。

 オプションとして、番号表示(400円)、キャッチ電話(300円)、着信転送(500円)、番号通知リクエスト(200円)も用意する(価格は税別)。

 でんわユニット本体の大きさは95.2×95.2×49.0mm(幅×奥行×高さ)、重さは約195g。SoftBank Airの専用機器「Airターミナル」から給電でき、重ねて設置できるようになっている。

「でんわユニット」と「Airターミナル」を重ねた状態