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BASE、支払いアプリ「PAY ID」提供開始、店舗での対面決済とユーザー同士の個人間決済が可能

 BASE株式会社は27日、30万の加盟店での対面決済とユーザー同士の個人間決済ができるアプリ「PAY ID」の提供を開始した。まずはiOS版の提供を開始し、追ってAndroidにも対応する予定。

 BASEが提供するオンライン決済サービス「PAY.JP」やネットショップ開設サービス「BASE」を導入する事業者はQRコードを用いた対面決済を提供できる。商品QRコードの出力にはPAY.JPまたはBASE登録者専用の管理画面から行う。

 購入者側はPAY IDに登録すると、スマートフォンからQRコードを読み込むだけで決済できる。アプリでは複数のクレジットカード情報を登録でき、マイページから支払い履歴の確認やクレジットカード、住所情報の登録・編集を行える。

 加盟店側の決済手数料は利用するサービスの決済手数料に準じるが、購入者は無料。取り扱いクレジットカードブランドはPAY.JP各加盟店の取り扱いブランドによる。

 個人間決済では、請求時に相手のID、請求内容を証明するための画像と情報の入力が必要。個人間決済で受け取った代金は残高として表示され、加盟店・事業者への支払いや他のユーザーへの支払いに充当できる。支払い限度額は1回あたり3万5000円、月間10万円。取り扱いクレジットカードブランドはVISA、MasterCard。

 なお、個人間決済では手数料が無料になるキャンペーンを12月末まで実施する。