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米Yahoo、30億以上の全アカウントの情報流出が明らかに、2013年8月の個人情報漏えいで

 米Yahooで2013年8月に発生したアカウント情報窃取について、外部の専門機関の協力による分析の結果、30億以上の全アカウントの情報が漏えいした可能性があることが明らかになった。

 これまで米Yahooでは、2016年9月に5億人以上、同12月にはさらに10億人以上、合わせて15億人以上と発表。氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、ハッシュ化されたパスワードなどが漏えいしたとしていた。

 今回の発表は米Oathによるもの。米Yahooは2017年6月、米Verizonによって買収され、傘下のAOLと統合した新会社Oathが設立されている。

 発表によれば、これまでの発表に含まれていないユーザーには、メールで漏えいの影響を受けたことが通知されている。窃取された情報には、平文のパスワード、クレジットカードや銀行口座の情報は含まれていなかったとのこと。

 なお、Yahooが運営していたが“Yahoo”のブランド名を冠していない「Flickr」「Tumblr」といったサービスのアカウントも影響を受けるとみられる。

 なお、日本のヤフー株式会社は公式Twitterで、「Yahoo! JAPANのお客様への影響はない」とコメントしている。