マピオン、Firefox 3.5の位置情報通知機能に対応


地図画面から「現在地」を表示したところ

 マピオンが提供する地図検索サイト「Mapion」は24日、Firefox 3.5の位置情報通知機能に対応した。

 Firefox 3.5の位置情報通知機能は、Googleの位置情報機能「Google Location Service」を利用したもの。ユーザーが位置情報の通知を許可した場合、近隣の無線LANのアクセスポイント情報や利用PCのIPアドレスが収集され、位置情報が該当サイトに表示される。

 今回の対応により、プラグインなどを利用せずに「Mapion」地図ページ上で現在地情報が表示可能となった。「Mapion」のトップページ上に設置された「現在地の取得」ボタンおよび、地図ページ左上の「現在地」ボタンをクリックすると、画面上部にユーザー許可を求める通知が表示。許可した場合、位置情報通知機能による現在地が表示される。

 マピオンでは、無線LANアクセスポイントIDと電波強度の強弱から現在位置を取得できる「PlaceEngine」と2008年1月に連携。「PlaceEngine」では無線LANでの利用に加え、専用のクライアントソフトをインストールする必要があり、マピオンでは「ユーザーが現在地情報を表示する選択肢を増やすため」今回の対応を実施したという。


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(村田 奏子)

2009/7/24 15:58