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日本のICTインフラ、総合偏差値は世界一? 普及率では遅れ


 総務省は17日、「日本のICTインフラに関する国際比較評価レポート」を公表した。2008年の前回調査に引き続き、日本は総合評価で主要24カ国・地域中トップとなった。ただし、ICTインフラの利用料金や高速性は世界最高水準にあるが、普及度や社会基盤性については低調な結果になったとしている。

 レポートでは、ITUやOECDなどの国際機関が公表している各種データを使用し、電話基本料金、ブロードバンド料金、光ファイバ比率、ブロードバンド速度、安全なサーバー数(ブラウザとの間で暗号化通信を行えるサーバーを指す)、パソコンのボット感染度、第3世代携帯比率、携帯電話普及率、インターネット普及率、ブロードバンド普及率、インターネットホスト数、ICT投資割合という12項目について偏差値化した。


日本の偏差値と順位(「日本のICTインフラに関する国際比較評価レポート」より)

 日本は、ブロードバンド速度が偏差値96.3、ブロードバンド料金が90.8、光ファイバ比率が78.9、パソコンのボット感染度が78.1、第3世代携帯比率が76.8と、それぞれ1位にランクインした。

 一方で、携帯電話普及率が偏差値43.5で21位にとどまったほか、ブロードバンド普及率が48.7(15位)、安全なサーバー数が48.0(14位)、ICT投資割合が46.7(13位)、インターネット普及率が53.4(12位)、インターネットホスト数が49.5(11位)となっている。

 12項目の偏差値平均は、日本は63.4で、前回の60.1から上昇。一方、2位の韓国が前回の59.8から56.7へと下がったため、その差が拡大した。3位以下は、フィンランド、オランダ、スウェーデン、スイス、デンマーク、米国、シンガポール、香港と続く。


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(永沢 茂)

2009/8/18 18:20

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