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日本の情報通信インフラは偏差値59.8で世界第1位〜総務省が23カ国を比較


 総務省は10日、「日本のICTインフラに関する国際比較評価レポート」を公表した。世界の主要23カ国・地域について情報通信技術(ICT)インフラに関する指標10項目で比較した結果、日本はブロードバンドの料金と速度でトップとなり、総合でも1位を獲得した。しかし、その一方で普及率や社会基盤性を表わす項目では全般的に奮わなかった。

 調査は、国際機関などが公表しているデータをもとに23カ国のデータを偏差値化したもの。各項目における日本の評価は、「市内電話料金」が偏差値59.0(2位)、「ブロードバンド料金」が94.9(1位)、「ブロードバンド速度」が88.1(1位)、人口あたりの「安全なサーバー数」が45.9(14位)、「3G携帯比率」が60.7(2位)、「携帯電話普及率」が44.7(19位)、「インターネット普及率」が53.7(11位)、「ブロードバンド普及率」が55.0(6位)、「インターネットホスト数」が49.4(10位)、「ICT投資割合」が46.2(14位)だった。

 利用料金やブロードバンドの速度、3G携帯比率ではトップクラスにある一方で、携帯電話の普及率や安全なサーバー数(ブラウザとの間で暗号化通信が行なえるものを指す)、ICT投資割合での低調ぶりが目立っている。ただし普及率の面については、インターネット普及率が11位なのに対してブロードバンド普及率が6位、携帯電話普及率が19位なのに対して3G携帯比率が2位であることから、総務省では「高度なサービスで世界を先導している」と指摘している。

 各項目を平均すると日本は偏差値59.8となり、総合評価で23カ国中1位。2位以下は韓国が57.8、米国が55.7、シンガポールが55.5、スウェーデンが54.0、デンマークが52.5、香港が52.3、フィンランドが50.8、ニュージーランドが50.3、オランダが50.1と続く。上位5カ国にアジアが3カ国ランクインしており、特に韓国は3G携帯比率、インターネット普及率、ブロードバンド普及率の3項目でそれぞれ1位を獲得している。一方、調査した23カ国中で最下位は偏差値41.6の中国だった。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050510_2.html


( 永沢 茂 )
2005/05/10 18:30

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