エフセキュア、ブラウザ保護機能を搭載した2010年版を発売


エフセキュア 2010シリーズ

 エフセキュア株式会社は4日、個人向けの統合型セキュリティ対策ソフト「エフセキュア インターネット セキュリティ 2010」と、ウイルス対策ソフト「エフセキュア アンチ ウイルス 2010」を発売した。対応OSはWindows 7/Vista/XP。

 統合型セキュリティ対策ソフト「エフセキュア インターネット セキュリティ 2010」は、ウィルス対策、スパイウェア対策、ファイアウォール、侵入防止、ペアレンタルコントロール、スパムメール対策、フィッシング対策を提供する製品。価格は、パッケージが「1PC 1年版」で4980円、「3PC 1年版」で5480円など。ダウンロードが「1PC 1年版」で4200円、「3PC 1年版」で4580円など。

 ウイルス対策ソフト「エフセキュア アンチウイルス 2010」は、ウイルス対策とスパイウェア対策に特化した製品。価格は、パッケージが「1PC 1年版」で3980円、「3PC 1年版」で4400円など。ダウンロードが「1PC 1年版」で3390円、「3PC 1年版」で3780円など。

 「エフセキュア 2010」シリーズでは、パフォーマンスの向上を図り、前バージョンに比べ、スキャン時間を約60%、起動時間を約30%短縮したという。ウイルス検出エンジンは、自社開発の「Hidora」に加えて、BitDefenderが開発した「Aquarius」を併用する。

 また、Web検索サイトの検索結果ページにおいて、危険なサイトをユーザーに通知する「ブラウザ保護機能」を搭載した。加えて、ブラウザやプラグインなどの脆弱性を突いた攻撃に対応する「脆弱性シールド」も備える。このほか、ユーザーインターフェイスをリニューアルした。

 エフセキュアでは、今回の製品発売に併せて、ブランドを一新した。ロゴやキャッチコピーを変更したほか、独自フォント(F-Secure Sans)を取り入れた。キャッチコピーは、「Protecting the Irreplaceable(かげがえのないものを守る)」。さらに、コーポレートサイトや製品パッケージには、一般の人の日常シーンをとらえた画像イメージを使用するようになった。「親しみやすくも洗練されたブランドを目指す」とのことだ。

ブランドリニューアルラインナップ

インターフェイスを一新ブラウザ保護機能


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(野津 誠)

2009/9/4 19:36