さくらインターネット、NetEnrichと提携しMSP事業に進出


 さくらインターネットは29日、ITインフラの遠隔監視サービス事業を手掛ける米NetEnrichの日本法人と提携し、システムの運用保守を行うマネージメントサービスプロバイダー(MSP)事業に進出すると発表した。

 NetEnrichはインドにオフショアの拠点を持ち、システムの運用保守をリモートで行うサービスを手掛ける事業者。さくらインターネットはNetEnrichとの提携により、ホスティングサービスやハウジングサービスの利用者向けに、運用保守サービスを提供していく。具体的なサービス内容については年内をめどに発表する予定。

 さくらインターネットでは、ホスティングサービス、ハウジングサービスに次ぐデータセンターサービスの新たな柱として、MSP事業に進出すると説明。ITインフラに加えて運用保守サービスを提供することで、中堅・中小企業のITアウトソーシング需要を取り込んでいくとしている。


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(三柳 英樹)

2009/10/29 12:08