メッセンジャー中の危険な会話も確認できるフィルタリングソフト


Net Nanny インターネットフィルタリング7

 AOSテクノロジーズは、フィルタリングソフト「Net Nanny インターネットフィルタリング7」を11日に発売する。価格は5040円。1ライセンス1年間契約で、追加ライセンスは3570円。Windows 7/Vista/XPに対応する。

 「Net Nanny インターネットフィルタリング7」は、有害なWebサイトへのアクセスを遮断するフィルタリングソフト。他社のセキュリティ対策ソフトとの併用も可能。最新バージョンでは、フィルタ設定に「ホワイトリストモード」を追加した。このモードは、アクセスを許可したWebサイトのみ表示できるようにする。

 また、小学生、中学生、高校生、大人、企業といったユーザーを選択することで、簡単にフィルタリング設定ができる「学年別フィルタリング設定」を追加。各設定を選ぶと、自動でサイトのカテゴリーやネットの利用時間が決められる。なお、小学生が一番厳格な設定になってり、デフォルトで「ホワイトリストモード」の設定になる。

 このほか、インスタントメッセンジャーの会話ログに含まれる個人情報や差別、中傷などの言葉を検出する機能を追加した。例えば、ログに「名前を教えて」「写メを送って」「ケータイ番号教えて」などの文章があると、危険な会話としてレポートに表示。後から保護者が確認できる。Webフィルタリングで利用している単語などの検出とは違う仕組みになり、インスタントメッセンジャー用のフィルタリング定義ファイルも更新されるという。


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(野津 誠)

2009/12/7 19:13