イー・アクセス、イー・モバイルの完全子会社化に基本合意
イー・アクセスは、イー・モバイルとの株式交換により、経営統合することに基本合意したと発表した。2010年1月中旬にも正式契約を結ぶ予定。
データ通信サービスを中心に、1.7GHz帯で携帯通信事業を展開するイー・モバイルは、イー・アクセスが38.3%の株式を保有しており、同社の持分法適用関連会社に位置付けられている。両社は2010年3月31日を目標に、イー・モバイルをイー・アクセスの100%出資子会社とする方針。その後の存続会社や、経営統合後の代表者、資本金などは現時点では確定していないとしている。
イー・アクセスでは、経営統合の目的を複数挙げており、イー・モバイルの事業が拡大し、子会社化することでイー・アクセスグループとして、より実態に即した財務状況がわかる点、イー・アクセスの安定キャッシュフローをイー・モバイルに使うことによるイー・モバイルの財務基盤の強化などのほか、意志決定を一元化、販売チャネルの統合なども経営統合の理由としている。
なお、イー・モバイル広報部によれば、経営統合によるイー・モバイルのサービスへの影響はないという。
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(津田 啓夢)
2009/12/7 19:59
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