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Googleが謎の携帯端末を社員に配布、ブログに思わせぶりな投稿も


Google Mobile公式ブログの12月12日付記事

 米Googleは12日、これまでに公開されていない「携帯端末」を社員に配布し、テストを開始したことを、Google Mobile公式ブログで明らかにした。また、同社社員のTwitterのつぶやきには「Google Phoneをテストしている」という内容の投稿があふれ始めた。

 大手テクノロジーブログのTechCrunchは、以前から内部情報に基づき、Google独自開発の携帯端末、いわゆる「Google Phone」を開発していると主張してきた。そのため、Googleの公式ブログで言及されたこの謎の端末が「Google Phone」なのかどうかに注目が集まっている。

 Googleは公式ブログで、「我々は絶えず新製品やテクノロジーの実験を行っており、これらの製品を社員に試してもらい、素早いフィードバックや改善のための意見をもらっている。このプロセスを『dogfooding』と呼んでいる」と説明している。

 さらに「モバイルラボ」という聞き慣れない言葉を述べ、「これは、パートナーによる革新的なハードウェアと新しいモバイル機能や能力を実験するために、Android上で動作するソフトウェアから成り立つデバイスである」と説明。このデバイスを世界各地のGoogleの社員に配布し、テストしていることを明らかにした。

 「ドッグフードを食べる」という表現は、ソフトウェア業界で一般に用いられている。通常は、自社開発途中のソフトウェアを自ら利用することによって問題点を洗い出すことに繋げる手法を指す。

 そのため、この用語を用いることは、Googleがハードウェア開発にも関与していることを強く示唆している。その一方で、「パートナーによるハードウェア」とあることから、ハードウェア開発には関与していないとの見方もある。

 また、電話(phone)という言葉を使わず、端末(device)という言葉を使っていることから、一般的な電話とは異なることも推測できる。このことはGoogleが、携帯電話事業者と競合するつもりはないことを再三明言していることからも推測できる。

 いずれにせよ、公式ブログの投稿の最後に「我々によるドッグフードダイエットが終了したら、さらなる情報を伝えたい」とコメントしており、今後の動向にますます注目が集まりそうだ。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/12/14 12:02

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