「モバゲータウン」など携帯サイトを装うフィッシングサイトに注意


フィッシングサイトの例(モバゲータウン)

 フィッシング対策協議会は5日、「モバゲータウン」などの携帯サイトを装ったフィッシングサイトが確認され、これらのサイトに誘導するメールが携帯電話やPHSのユーザーに送られているとして、ユーザーに対して警戒を呼びかけた。

 1月5日現在、携帯サイトを装ったフィッシングサイトが確認されているのは、報告の多い順に「モバゲータウン」「mixi」「GREE」「ixen」の4ブランド。いずれのサイトも、携帯電話などでの閲覧を前提としたデザインで、ユーザーにキャンペーン応募などのリンクをクリックするように促すという。

 フィッシング対策協議会では、ユーザーに対して携帯サイトの正しいドメイン名を確認し、それ以外のドメイン名はフィッシングの可能性があるため、個人情報やメールアドレスを入力しないよう呼びかけている。現在フィッシングサイトが確認されている各携帯サイトの、正しいドメイン名は以下の通り。

・mbga.jp(モバゲータウン)
・mixi.jp(mixi)
・gree.jp(GREE)
・ixen.jp(ixen)

 また、携帯電話・PHSの迷惑メール対策機能を有効にすることや、既にフィッシングサイトを訪問してメールを送信してしまった場合はメールアドレスを変更することを対策として挙げており、類似のメールやフィッシングサイトを発見した場合にはフィッシング対策協議会(info@antiphishing.jp)まで連絡してほしいとしている。


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(三柳 英樹)

2010/1/5 18:48