リンクシェアのアフィリエイト会員、Twitterでの報酬経験は1.0%


 リンクシェア・ジャパンは4日、アフィリエイトサービス「リンクシェア」にアフィリエイト登録するモニター会員を対象に実施した、Twitterの利用実態調査の結果を公表した。調査は2月4日から11日まで実施し、全国に住む10代~60代の男女1842人から回答を得た。

 調査結果によれば、回答者の中でTwitterを登録している割合は34.3%。Twitterアカウント登録者の中で、フォローされている人数は「0~49人」が75.5%と最も多い。また、「300人以上」も5.3%いたほか、1.9%は「1000人以上」にフォローされているという。

 登録時期は、2010年1月が21.8%と最多で、次いで2009年12月の14.9%。一方、300フォロワー以上の回答者に限ってみると、2007年の20.0%が最も多かったという。

 Twitterの利用頻度は、「毎日」が41.1%、「週2~3度」が26.0%。また、「今は使っていない」と回答した割合も10.1%あった。300フォロワー以上に限定してみると、「毎日」が94.3%と多数を占めた。

 全回答者の中で、他社のアフィリエイトサービスを含めて、Twitter上にアフィリエイトのリンクを掲載した経験は6.7%。また、Twitterに掲載したリンクを通じて実際に成果を得たことがあると回答した割合は1.0%だった。

 同様の質問を、300フォロワー以上の回答者に絞ると、アフィリエイトリンクの掲載経験は54.3%、また、実際に成果を得た経験は28.6%だった。

 リンクシェアでは今回の調査結果を踏まえて、同社が提携するアフィリエイトパートナーは「新しいメディアや情報発信ツールへの関心や取り組み意欲が、一般インターネットユーザーに比べて高い」と認識。今後は、リンクシェアが公開するAPIを利用してアフィリエイトツールを企画・開発するプロジェクト「BentoBox」でも、調査結果を参考情報として活用する考えだ。


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(村松 健至)

2010/3/4 16:06