IEの定例外セキュリティ更新、3月31日に緊急リリース
マイクロソフトは30日、Internet Explorer(IE)の脆弱性を修正する、定例外のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を、日本時間3月31日にリリースすると発表した。脆弱性の最大深刻度は4段階で最も高い“緊急”。対象となるOSは、Windows 7/Vista/XP/2000およびWindows Server 2008 R2/2008/2003。
マイクロソフトでは、毎月、米国時間の第2火曜日に定例の修正パッチを公開しているが、今回の修正パッチはIE 7/6の脆弱性を狙った攻撃が既に確認されているため、定例外の修正パッチとして公開する。この脆弱性については、3月10日にセキュリティアドバイザリ(981374)を公開していた。
攻撃の対象となっている脆弱性はIE 7/6のみに影響があるが、今回の修正パッチではその他の脆弱性も修正するため、修正パッチの適用対象は現在サポートされている全バージョン(IE 8/7/6/5.01)となる。
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(三柳 英樹)
2010/3/30 12:07
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