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「radiko.jp」利用者、86%が男性、年齢層は30代が39%で最多


 ネットレイティングスはメールマガジン「Nielsen Online REPORTER」5月10日号で、IPサイマルラジオ「radiko.jp」利用者調査の結果を発表した。サービス開始直後の3月に143万人のユーザーが利用。うち86%は男性、年代別では30代が39%を占めたと分析している。

 radikoは、首都圏および近畿圏の居住者を対象に、当該地域のAM・FMラジオ局(一部)が放送する内容をPC向けに同時再配信する無料サービス。3月15日にスタートした。運営主体であるIPサイマルラジオ協議会からは、サービス開始1カ月で1749万ストリームの配信、1ストリームあたりの平均聴取時間は22分2秒であることが発表されている。

 ネットレイティングスでは今回、同社の「Nielsen Online NetView」による家庭と職場からのアクセスデータをもとに、週別の利用状況を調査。オープン直後の3月21日からの週は87万人、3月28日からが58万人、4月4日からは46万人、4月11日からが38万人を記録した。ネットレイティングスのアナリストも「インターネット利用者の注目を集めている」と誌面で語っている。

 3月中の利用者属性は、男性が123万人(86%)、女性が20万人(14%)。また年代別では30〜39歳が56万人(39%)、40〜49歳が31万人(22%)、60歳以上が25万人(17%)と続いた。もっとも少ない年代は19歳未満で4万人(3%)だった。

 ビデオリサーチ社の聴取率調査によると、ラジオのメインリスナーは50歳代とされるが、今回のradiko調査結果では50〜59歳代は14万人(10%)。従来とは異なったリスナー層を取り込めている傾向もわかった。

 このほか、radikoに関連したニュース記事やブログ投稿の件数も、サービス開始前後に増加。音声の明瞭さなどを好意的に捉える発言が多い一方、厳密な地域制限を残念がる声が散見されたという。

 また4月6日には、IPサイマルラジオ協議会とは無関係なiPhone用非公式聴取アプリが登場。エリア外居住者でも聴取できてしまう抜け穴的な仕様がTwitterを中心に口コミで広がったことも、調査結果から具体的に浮かび上がった。


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(森田 秀一)

2010/5/10 13:45