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MS、小中高校生のPC活用に向け取り組み強化、電子教科書や「キッズPC」も


子供向けOffice「Dr.シンプラー 2010 Light」1年生用の画面

 マイクロソフトは2日、小学生・中学生・高校生など子供のPC利活用促進に向けた取り組みを強化すると発表した。デジタル教科書・教材の推進活動の展開や、子供が簡単にPCを使えるようにするソフトウェアの提供、教育機関やメーカーなどとのパートナー連携を拡大していく。

 小中学生向けの取り組みとしては、自治体や教育機関と連携して21世紀型先進教育環境の構築を目指す「Innovative Schools Program」、教師を対象とした授業や校務におけるICT活用支援「Innovative Teachers Program」、教育委員や教職員を対象としたイベント「Innovative Teachers Day」を展開する。「Innovative Teachers Program」は、これまでICT教育推進プログラム協議会との協力により展開してきた各種コンテンツをマイクロソフトが引き継ぎ、展開していく。「Innovative Teachers Day」は、8月3日に東京で、8月6日に大阪でそれぞれ開催する。

 教育機関および子供向けソフトについては、2009年11月から提供してきた児童向けのOffice「Officeきっず2007」をさらに機能強化。Office 2010に対応した機能強化版を、ゼッタテクノロジーと連携し、無料のアドインツール「Dr.シンプラー 2010 Light」として提供する。対応ソフトはOffice 2010。

 また、プレゼンテーションソフトの「PowerPoint」に、複数の子供がPC1台でマウスを同時に活用することで、教師がインタラクティブに授業ができる無償のアドインツール「Microsoft Mouse Mischief」を提供する。対応ソフトはPowerPoint 2010/2007。

 子供向けのPC活用促進に向けた取り組みとしては、Officeなどの製品を安価に提供する「児童生徒向けライセンスプログラム」を7月中旬から提供する。マイクロソフトとボリュームライセンス契約を締結した教育委員会がカバーする小中高校の生徒が対象となり、Office 2010 Professional Plusの場合で8400円(予価)で購入できる。

 また、親子のためのPC利活用サイト「マイクロソフト きっずナビ」を開設するほか、子供が利用するのに最適なPC「キッズPC」提供の実現に向け、ハードウェアメーカーや教育関連ソフト・サービスを提供しているパートナー企業、塾などの学習サービスを提供している教育機関との展開していく。


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(三柳 英樹)

2010/6/2 14:51