Sleipnir用プラグイン「ActiveGeckoBrowser」、脆弱性問題で公開一時停止


 フェンリル株式会社は11日、Webブラウザー「Sleipnir」用のプラグイン「ActiveGeckoBrowser」に脆弱性の問題があるとして、公開を一時停止した。

 ActiveGeckoBrowserは、Sleipirにレンダリングエンジンの「Gecko」を追加するプラグイン。ActiveGeckoBrowserに、Geckoエンジンに起因する複数の脆弱性が存在し、任意のコードやスクリプトを実行されたり、DoS攻撃を受けたりする可能性があるという。

 影響を受けるバージョンは、ActiveGeckoBrowserの1.0.0正式版およびα1.0.5。また、以前に公開していたGecko Pluginも同様の脆弱性があるため、現在使用中のユーザーに対して使用を停止するよう呼びかけている。


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(三柳 英樹)

2010/6/14 16:05