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Evernote連携製品が続々、iPhone用名刺アプリから、ぺんてるの文房具まで


 米Evernoteは23日、日本法人「エバーノート株式会社」設立の発表にあわせて記者会見を開催。同社と協業するソースネクストやぐるなび、ぺんてるなどが「Evernote」と連携する製品・サービスを発表した。

iPhoneで撮影した名刺をEvernoteと同期、テキスト検索できるアプリ

「超名刺 Business Card Manager」の操作画面

 ソースネクスト株式会社は、Evernoteを使って名刺を管理できるiPhoneアプリ「超名刺 Business Card Manager」を発表。同アプリはEvernoteとの自動同期機能を搭載し、iPhoneのカメラで撮影した名刺をEvernoteでキーワード検索することが可能。

 撮影した名刺は「未整理の写真」として保存され、後からタグの設定やデータの登録が行える。会社名や名前、電話番号などのデータを入力しなくても、Evernoteと同期しておけば自動でOCR処理されるため、キーワード検索が行える。

 ソースネクストでは、同アプリを7月に世界90カ国で同時に提供開始する予定。新規名刺データの登録数上限が30枚までの無料版と、上限がない有料版(350円)を提供する。有料版と無料版の機能は同じ。

ぐるなび、店舗ページにEvernoteクリップボタンを実装

 株式会社ぐるなびは6月23日、飲食店情報検索サイト「ぐるなび」の店舗ページにEvernoteのクリップ機能「web clipper」を実装した。7月中旬にはiPhoneおよびAndroid用のアプリを順次提供する予定。

 web clipperは、ウェブページをクリップすると、そのコンテンツが元ページへのリンクとともに保存される機能。テキストや画像、リンクなどを保存できるため、ブックマークしたり、新しいタブやウィンドウを開かずに情報にアクセスできるのが特徴。

 「ぐるなび」の店舗ページにある“象”マークのクリップボタンを押すと、店名や電話番号、住所、最寄り駅、地図など、飲食店の基本的な情報がURLとともにEvernoteに保存される。

 Evernoteに保存された飲食店の基本情報に、「何が美味しかったか」「誰と行ったか」といった情報も自由に追記できるため、「自分だけのグルメnoteを作成できる」(担当者)としている。

飲食店の情報をEvernoteに保存した画面 7月中旬に提供予定のiPhoneアプリ

ぺんてる、デジタルペンとEvernoteを連携させるソフトを無償提供

EvernoteカラーのairpenMINI(試作品)

 ぺんてる株式会社は、超音波・赤外線方式のデジタルペン「airpenMINI」とEvernoteを連携させるためのソフトを6月30日に公開する。同社のサイトから無料でダウンロードできる。対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000。今後はMac版のソフトも提供する予定。

 airpenは、A4までの普通紙に書いた筆跡情報をフラッシュメモリ搭載の受信ユニットに記録し、PCでデジタルデータとして再現できる製品。今回提供するソフトでは、PC上で専用アイコンをクリックするだけで、紙に書いた情報をEvernoteに保存できる。

 従来、airpenMINIで紙に書いたメモをEvernoteに保存するには、PCに独自形式で保存された手描きデータを画像ファイル形式に変換した後に、ドラッグ&ドロップなどで取り込む必要があった。

Evernote仕様のメモケースとIDケースも

「保存するメモ帳」(左)と「IDケース」

 バリューイノベーション株式会社は、手書きメモを快適にデジタル保存することを提案するメモカバー「保存するメモ帳」のEvernoteエディションを7月19日に発売する。価格は5800円。

 「保存するメモ帳」は、A4サイズの紙を3回折って8つ折りのメモ用紙として使い、すべてのページを書き終えると、再びA4サイズに広げてスキャン、もしくはiPhoneや携帯電話などで撮影してデジタル保存することを提案している。専用のペンも付属する。

 同社は、デジタル保存したデータをEvernoteに保存することで、PCやiPhone、iPad、Andoroidなどの端末から、いつでもどこでも過去の手書きメモを閲覧できるという使い方を提案している。

 メモ用紙を収納可能な「IDケース」Evernoteエディションも同日発売する。表側は首から提げるIDケースで、裏側にはA4用紙の8つ折りを収納可能。「起動時間ゼロ秒で、アイデアをすぐにメモできるのが特徴」(担当者)という。価格は6300円。

 「保存するメモ帳」と「IDケース」はともにEvernoteカラーであるライトグリーンの牛革に、Evernoteのロゴの焼き印が押されている。

 このほか、アイファイジャパン株式会社、NECビッグローブ株式会社、アイティメディア株式会社などもEvernoteと連携する製品・サービスを発表している。


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(増田 覚)

2010/6/24 06:00