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Android用Twitterクライアント「Twidroid」を米TweetUpが買収


「Twidroyd」製品紹介ページ

 リアルタイム検索の米TweetUpは6日、Android用Twitterクライアント「Twidroid」と、Twitter関連ウェブサイト「popurls」を買収したと発表した。買収金額などの詳細は明らかにしていない。

 Twidroidは、Androidで人気のTwitterクライアント。買収に伴い、名称は「Twidroyd」に変更された。これは「Droid」の商標を映画会社Lucas Filmsが所有していることから来る混乱や法的問題を避けるためだ。「Twidroyd」は今後、Android携帯を開発する5つの会社の端末標準ソフトとして搭載される予定だ。

 同時に買収されたpopurlsは、Twidroyd開発者のThomas Marban氏が別に開発したサイトで、インターネットで人気となっているニュースや動画をまとめて表示する。収集対象となっているのは、New York Times、Twitter、Digg、Delicious、Reddit、YouTube、Flickrなど。これらのサイトで人気となっているリンクを収集し、1カ所にまとめて表示している。

 これらを買収したTweetUpは、リアルタイム検索キーワードマーケットプレイスを開発している。これにより、サーチエンジンでキーワードを入札し、広告を表示するのと同じことを、リアルタイム検索に対して行おうとしている。

 TweetUpの検索結果は、レベニューシェア契約により、さまざまなTwitter関連サービスに提供される。TwitterクライアントのTweetDeck、Seesmic、Twidroyd、デスクトップツールバーで有名なConduit、パーソナライズドプラットフォームのNetvibes、ツイート情報サイトのTwitterFeed、ソーシャルメディア企業のKlout、人気ウェブサイトのTechCrunchやAnswer.comなどである。

 TweetUpがTwidroydを買収することで、同社は検索に関する貴重なフィードバックを得ることができる。また、popurlsはTweetUpの検索結果を表示する良い場所にもなる。買収にはこのような戦略的意図があるという。

 Twidroydは、買収が発表された7月6日に、新バージョンとなる「3.4.0」を公開した。このバージョンでは名称変更だけでなく、ピンチズーム機能付き画像プレビュー、TweetUp検索、140文字超過警告、OAuth対応、さらにAndroid 2.2ではSDカードへのインストール(全機種では動作していない)など、11の新機能が搭載されている。

 TweetUpは起業家のBill Gross氏のベンチャーインキュベーターであるIdealabから生まれた企業だ。Bill Gross氏はTweetUpのCEOを務めている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/7/7 11:44