Microsoft、「Windows Live Essentials 2011」正式版を公開


 米Microsoftは9月30日、無料ソフトパッケージの最新版「Windows Live Essentials 2011」の正式版を公開した。日本語版を含む48言語版が公開されており、日本語版ページからダウンロードできるパッケージも最新版となっている。対応OSはWindows 7/VistaおよびWindows Server 2008 R2/2008。Windows XPについては、旧バージョンの「Windows Live Essentials」が継続して提供される。

 「Windows Live Essentials 2011」は、Windows Live関連のソフトをまとめて提供するパッケージ。新バージョンでは、8月に公開したベータ版へのフィードバックに基づき多数のバグを修正。Windows 7に合わせたデザインの変更やパフォーマンスの向上を行い、ファイル同期ソフトの「Windows Live Sync」については「Windows Live Mesh」と名称を変更した。

 パッケージに含まれるソフトは、メールソフト「Windows Live メール」、画像整理・編集ソフト「Windows Live フォトギャラリー」、動画編集ソフト「Windows Live ムービーメーカー」、メッセージングソフト「Windows Live Messenger」、ブログツール「Windows Live Writer」、フィルタリングソフト「Windows Live Family Safety」、同期ツール「Windows Live Sync」のそれぞれ最新版。また、Outlook用の「Outlook Connector Pack」や、ウェブブラウザー用の「Bingバー」「Silverlight」もパッケージに含まれる。

Windows Live フォトギャラリーの新バージョン同期ツールは「Windows Live Mesh」に名称変更

関連情報

(三柳 英樹)

2010/10/4 12:19