動く赤ペン添削、進研ゼミで小5・6対象に来春開始、付録にオリジナルDSソフト


 株式会社ベネッセコーポレーションは、通信教育サービス「進研ゼミ小学講座」において、小学5・6年生を対象に2011年4月より、「添削指導問題のネット返却」サービスを提供すると発表した。

 子どもが解答した添削問題を郵送で提出するのは従来と同じだが、採点と赤ペン添削をした結果をインターネット経由で返却してもらえるのが特徴。これまで返却に約2~3週間かかっていたが、1週間程度に短縮される。なお、従来どおりの郵送返却も選択可能だ。

「添削指導問題のネット返却」サービスのイメージ

 提出された答案をスキャンしてデジタルデータ化し、赤ペン先生がワコムのペンタブレットを使って手書き添削を行う。返却された添削結果を閲覧する画面では、赤ペンのアイコンが動きながら、採点したり、順を追って解説を書き込む様子が再現される。赤ペン先生がその場で採点しているような臨場感だという。英語では、アドバイスとともに、クリックすると音声データが流れて発音を確認できるボタンが添えられることもある。

赤ペン先生の添削指導イメージ小学5年生向け講座のニンテンドーDS用学習ソフト

 進研ゼミでオリジナルに制作したニンテンドーDS用学習ソフトも付録として提供する。ベネッセの調査によると、小学生の89.2%がニンテンドーDSを保有しているという。


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(永沢 茂)

2010/11/8 15:42