Google Labs、Androidアプリ自作ツールを一般公開、人間解剖ブラウザーも


Body Browser(Google公式ブログより画像転載)

 米Googleは、Androidアプリ自作ツール「App Inventor for Android」のベータ版を、Google Labsで公開した。これまでは招待されたユーザーを対象に提供されていたが、Googleアカウントがあれば誰でも利用できるようになった。

 コードを記述するのではなく、ボタンやチェックボックスなどのパーツや動作ロジックのブロックをドラッグ&ドロップで配置していくことで、視覚的にアプリを作成できる。プログラミング知識不要で、誰でもAndroidアプリを開発できるとしている。

 21日付のGoogle公式ブログでは、Google Labsで最近公開されたプロダクトとして、App Inventorのほか、「Body Browser」「DataWiki」「Google Books Ngram Viewer」「Google Earth Engine」「Google Shared Spaces」を紹介している。

 Body Browserは、人間の身体の3D解剖モデルをブラウジングするデモアプリ。WebGLを使用しており、Google Chromeの最新ベータ版などで動作する。皮をむいていくようにさまざまなレイヤーを表示し、興味のある臓器にズームしたり、視点を回転させたりできるという。その表示状態をURLで共有することも可能。


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(永沢 茂)

2010/12/22 18:22