短縮URLにも対応、リンク先の危険性を判定する「Aguseポップアップツール」


「Aguseポップアップツール」の表示例

 アグスネット株式会社は22日、ウェブページに記載されたリンク先の危険性を判定するプラグイン「Aguseポップアップツール」を公開した。FirefoxとInternet Explorer 8(IE8)に対応している。

 アグスネットでは、ウェブサイトの運営者やサーバーの所在地などの“身元情報”を確認できるサービス「Aguse」を展開している。Aguseポップアップツールは、同サービスの機能を使ったもので、Firefoxの拡張機能またはIE8のアクセラレータとして提供される。

 Firefoxでは、ウェブページ上のリンクにマウスオーバーすると、ポップアップウィンドウが開き、リンク先の画面キャプチャとあわせ、フィッシングサイト判定、マルウェアの有無の判定、サーバーの所在地、ドメイン名が表示される。Twitterなどでよく使われる短縮URLにも対応しているという。マルウェアの判定には、カスペルスキーのエンジンを使用している。IE8では、リンクを右クリックしてアクセラレータから同ツールを選択することでポップアップウィンドウが表示される。

 アグスネットでは今後、その他のブラウザーについても対応したいとしている。


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(永沢 茂)

2010/12/27 16:21