ミクシィ、ドイツ最大のSNSとプラットフォーム共通化で基本合意


 株式会社ミクシィは20日、ドイツ最大のSNS「Vznet」(ファーツェットネット)を運営するVznetNetzwerke社とプラットフォーム共通化に関連する基本合意書を締結したと発表した。

 今後は基本合意書に基づき、ソーシャルアプリのプラットフォームの共通化を進め、ソーシャルアプリケーションプロバイダー(SAP)がSNS上で容易に事業展開できる仕組みを整えるとしている。

 ソーシャルアプリを提供するにあたってSAPは、現在はSNSごとにカスタマイズする必要があるという。プラットフォームを共通化することにより、SNSの枠を超えてワンストップで世界市場に展開を行うことを支援できるとしている。

 なお、ミクシィは2010年9月以降、中国最大のSNS「Renren」(Oak Pacific Interactive社)、韓国最大のSNS「Cyworld」(SK Communications社)とも同様の取り組みを進めている。

 VZnet Netzwerke社はベルリンに本社を構える企業。ドイツ最大のSNSとして、中高生向けの「schulerVZ」、大学生から社会人向けの「studiVZ」、社会人向けの「meinVZ」という3つのプラットフォームを提供し、1750万以上のユーザーを抱えている。


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(増田 覚)

2011/1/21 06:00