Facebookがセキュリティ強化へ、常時HTTPS接続に対応、友達の写真認証も
米Facebookは26日、セキュリティ強化のための2つの新機能を発表した。
まず1つめがHTTPS接続のサポート拡大だ。Facebookではこれまでもパスワード送信の際にHTTPSをサポートしていたが、今後、Facebookを利用する際に常時HTTPSで接続できるオプションを提供する。このオプションは、Facebookアカウントの設定ページの「アカウントのセキュリティ」に設ける。
なお、このオプションを利用する際には、ページ表示が以前よりも遅くなることや、多くのサードパーティアプリを含め、HTTPSに対応していないFacebookの機能があることに留意する必要があるとしている。Facebookでは将来的に、HTTPS接続をデフォルトにしたい考えだ。
次に、ソーシャル認証の導入を上げている。アカウントへの不正アクセスが疑われる際に、本人であることを確認するための認証手段として、友達の写真を提示し、名前を回答させるというものだ。不正アクセス者がパスワードを知っていても、誰が友達かまでは知らないだろうという発想に基づいている。Facebookではソーシャル認証のテストを継続し、フィードバックを集めていくとしている。
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(永沢 茂)
2011/1/27 18:41
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