NECと富士通、日本と香港・東南アジアを結ぶ光大容量海底ケーブルを受注

ASEのルート図

　日本電気株式会社（NEC）と富士通株式会社は31日、日本と香港・東南アジアを結ぶ大容量光海底ケーブルプロジェクト「Asia Submarine-cable Express」（ASE）を受注したと発表した。

　ASEは、日本と香港、シンガポール、フィリピン、マレーシアを結ぶ、総延長約7200kmの大容量光海底ケーブルプロジェクト。40Gbpsの光波長多重方式に対応し、最大容量は15Tbpsを超える。

　NECと富士通は、日本のNTTコミュニケーションズ株式会社、フィリピンのPhilippine Long Distance Telephone Company、シンガポールのStarHub Limited、マレーシアのTelekom Malaysia Berhadからプロジェクトを受注。NECが海底ケーブルを含む海底機器と、海底機器監視装置、海底機器への給電装置、富士通が陸上機器の通信用端局装置とネットワーク監視装置について、それぞれ製造および敷設・設置工事を担当する。