Google Docs Viewerで、ExcelやPhotoshopのファイルも開けるように

新たに12フォーマットをサポート


 米Googleは18日、「Google Docs Viewer」において新たに12フォーマットに対応したと発表した。具体的なフォーマットは以下の通り。

 ・Microsoft Excel(.xls/.xlsx)
 ・Microsoft PowerPoint 2007/2010(.pptx)
 ・Apple Pages(.pages)
 ・Adobe Illustrator(.ai)
 ・Adobe Photoshop(.psd)
 ・Autodesk AutoCad(.dxf)
 ・Scalable Vector Graphics(.svg)
 ・PostScript(.eps/.ps)
 ・TrueType(.ttf)
 ・XML Paper Specification(.xps)

 Google Docs Viewerは、そのフォーマットに対応するアプリケーションソフトがPC内にインストールされていなくても、ウェブブラウザー上で各種ファイルを閲覧できるサービス。例えば、Gmailに添付されてきたファイルも「表示」(View)リンクをクリックすれば、Google Docs Viewerで開くことが可能だ。また、ブログなどのウェブサイトにGoogle Docs Viewerごとファイルを埋め込んで表示できる機能も提供している。これまで、PDFやMicrosoft Word(.doc/.docx)などの文書系フォーマットはじめ、「.tiff」などのイメージフォーマットに対応していた。

 今回、まずMicrosoft Excelに対応したほか、PowerPointについても、従来からの「.ppt」に加えて「.pptx」にも対応した。また、Adobe SystemsのPhotoshop/Illustratorや、PostScriptなど、イメージ系フォーマットへの対応が強化されているのが注目される。

Excel(.xls)ファイルの表示例(Google Docs公式ブログより画像転載)




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(永沢 茂)

2011/2/21 13:15