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米MS、「Silverlight 5」ベータ版を来週発表〜HTML5と両面展開の戦略


 米Microsoftは4月12日から14日までラスベガスで開催される開発者向け会議「MIX」において、「Silverlight 5」ベータ版を発表する予定だ。4日、Silverlight公式ブログで明らかにした。

 この投稿を行ったのは、米MicrosoftのCorporate Vice PresidentでDeveloper Platform & EvangelismであるWalid Abu-Hadba氏、Corporate Vice Presidentで.NET Developer Platform担当のScott Guthrie氏、Senior Vice PresidentでDeveloper Division担当のS. Somasegar氏の3者だ。

 Microsoftは、Internet Explorer 9を“HTML5ブラウザー”としてHTML5に力を入れており、これまでプラグインを必要とした多くのアプリケーションがHTML5で実現できることから、Silverlightのようなプラグインの必要性に関して開発者の間でもさまざまな見解がある。

 これに対してMicrosoftは、HTML5とSilverlightは用途が異なっており、Windowsプラットフォームのようにクライアント、サーバー、商用アプリケーション、企業向けアプリケーションなどさまざまな用途が存在する場合には、それに応じて開発用ツールやアプリケーションの選択肢を用意することが重要であるとの見解を示した。従ってSilverlightは、今後もMicrosoftにとって重要な戦略製品の1つとなる。

 今後Microsoftでは、ウェブベースプラグインとしてはSilverlightを提供し、Windows Phone向けの基盤となる開発環境としてSilverlightとXNAを、そしてHTML5に関してはクライアントとしても、開発ツールを含めて注力していく方向性を明らかにした。

 ただ「今後数カ月間は、HTML5、Internet Explorer、ツールに特に力点を置いている様子が目立つことになるだろう」とコメントしている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/4/6 11:17