被災自治体から要望のあった物資を購入・寄贈できる「楽天たすけ愛」開設


楽天たすけ愛

 楽天株式会社は6日、東日本大震災の被災者が必要としている物資をユーザーが寄贈できる特設サイト「楽天たすけ愛」を開設した。第1弾として、福島県双葉町から集団避難をしている児童に贈るための文房具セットの販売を開始した。

 「楽天たすけ愛」は、ユーザーが「楽天市場」の店舗から特定の物資を購入でき、購入された物資は店舗から現地の自治体に直接送られ、被災者に寄贈される仕組み。販売する物資は、自治体から楽天に要望があったものについて、物資を扱っている協力店舗が特別価格で提供しており、対象商品の購入による楽天や協力店舗の利益は無いという。

 第1弾として、現在福島県双葉町から埼玉県加須市に集団避難をしている、8日に入学式・始業式を迎える126人の児童に贈るための文房具セットの販売を6日に開始。今後も自治体や被災地からの要望により、販売物資を随時更新していく。


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(三柳 英樹)

2011/4/7 06:00