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フィッシングサイトが前年比86%増、手法の高度化や犯罪者の増加で


フィッシングサイト件数の推移

 フィッシング対策協議会は10日、「フィッシングレポート2011」を公開した。それによれば、同協議会が2009年末から2010年前半までに確認したフィッシングサイトの件数が急増。2010年度は2011年2月までで485件となり、2009年度の260件から86%増えた。

 フィッシングサイトが急増した理由について同協議会は、「フィッシングサイトのテイクダウンを回避するなどのフィッシング手法の高度化や、関与する犯罪者の増加を反映しているものと考えられる」と分析している。

 また、2010年度にフィッシングによりブランド名を悪用された企業の件数は110件に上り、2009年度の46件から139%増加。この要因については、「サイバー犯罪者にとってフィッシングの対象となるブランド数が増えつつあることを示している」と分析している。

 フィッシングレポート2011ではこのほか、2011年に重要性が増すと考える新たな課題として、「モバイルフィッシング」と「短縮URL」の2つを挙げており、これらの概要や被害状況、対策および課題についてもまとめている。


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(増田 覚)

2011/5/10 13:13