首都圏のスマホユーザー、SNSの利用率が震災後に増加
博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターは19日、首都圏のスマートフォンユーザーが利用している機能について、東日本大震災前後で比較した結果を報告した。
調査は、東京・神奈川・埼玉・千葉の高校生~69歳までのスマートフォンユーザー(震災前156人、震災後309人)を対象に、インターネットアンケートで実施したもの(震災前2月15~17日、震災後4月8~10日)。
これによると、震災前にスマートフォンで利用していた機能として、mixiやGREE、Twitter、FacebookなどのSNSを挙げた人は33.1%だったが、震災後では55.1%と、22.0ポイント増加。震災をきっかけに、よりいっそう利用が促進されたとしている。
ニュースの閲読も49.3%から70.5%へ21.2ポイント増加。また、従来型の携帯電話と比べてスマートフォンにおける利用率が低かったという通話も71.6%から88.2%へ16.6ポイント増加した。
このほかにもスマートフォンならではのさまざまな機能が、震災をきっかけにこれまで以上に使われるようになったとしている。
関連情報
(永沢 茂)
2011/5/20 06:00
-ページの先頭へ-