Google、HTML5で制作されたウェブ技術解説絵本の日本語版を公開


「ブラウザやウェブについて知っておきたい20のこと」(Google Japan Blogより画像転載)

 Googleは3日、HTML5で制作された絵本形式のガイドブック「ブラウザやウェブについて知っておきたい20のこと」の日本語版を公開した。ウェブやブラウザーの基礎知識、将来の動向などがわかりやすくまとめられている。HTML5対応のブラウザーを利用すれば、追加プラグインをインストールすることなく閲覧できる。

 「ブラウザやウェブについて知っておきたい20のこと」は2010年11月にGoogle Chromeチームが公開していたもの。TCP/IPの成り立ち、クラウドコンピューティングの意義、URLの正しい読み方などさまざまな話題を取り上げている。今回、日本語版やフランス語版、ドイツ語版、中国語版などが追加され、現在は全15カ国語で読むことができる。

 ガイドブックには、マウスカーソルの場所に連動したページめくりアニメや、背景色ワンタッチ切り換えなどの機能が実装されている。オフラインでの閲覧も可能。なお、制作にあたって使われた技術はオープンソースとして公開されている。


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(森田 秀一)

2011/6/3 16:05