インプレスR&D、「米国電子書籍ビジネス調査報告書2011」発売


 株式会社インプレスR&Dは、「米国電子書籍ビジネス調査報告書2011」を6月9日に発売すると発表した。156ページで、PDFを収録したCD版が8万9250円、PDF収録のCD+冊子版が9万9750円。

 米国ではこの1年で電子書籍市場が急成長を遂げ、最大の販売プラットフォームであるAmazon.comでは、2011年4月以降、電子版が紙の書籍(ペーパーバック+ハードカバー)を上回る売上数を記録したと発表。またAAPによれば、2011年2月に最も売れた書籍は電子書籍となったという。

 同報告書では、米国の電子書籍産業全体を俯瞰できるよう、米国特有の出版市場・流通構造を解説したうえで、Amazon.com、Google、Apple、SONY、Burns & Nobleなど大手販売プラットフォームをはじめ、自費出版販売サイトなどの現状も紹介。“BIG 6”と呼ばれる大手出版社の電子書籍戦略や、電子書籍専業事業者などの注目すべき企業、新技術や新製品の動向までを網羅したとしている。


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(工藤 ひろえ)

2011/6/7 15:04