NEC、フレッツのIPv6サービスに対応した無線LANルーター「Aterm WR8371N」
Aterm WR8371N |
日本電気株式会社(NEC)とNECアクセステクニカ株式会社は7日、IPv6によるインターネット接続に対応した無線LANルーター「Aterm WR8371N」を発表した。一般への直接販売は行わず、回線事業者やISP向けの製品となる。現在2社のISPが採用を決定しているという。
「Aterm WR8371N」は、NTT東西の「フレッツ 光ネクスト」で提供されるIPv6によるインターネット接続サービスの利用に必要となる、IPv6 PPPoE(トンネル方式)での接続に対応する無線LANルーター。
無線LANはIEEE 802.11b/g/nに準拠し、理論値最大300Mbpsの通信に対応。有線LANは全ポート(WAN側1ポート、LAN側4ポート)はギガビットイーサネットに対応する。USB2.0ポートを1ポート備え、接続したUSBストレージをネットワーク経由で共有できる簡易NAS機能も備える。また、無線LANや有線LANの通信速度や一部機能を制限することで待機時消費電力を削減する「ECOモード」、未使用のLANポートへの電源共有を自動で制限する「LANポート自動節電」などの省エネ機能を搭載する。
本体サイズは約35×128×160mm(突起部除く)、重量は0.4kg(本体のみ、ACアダプター除く)。
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(三柳 英樹)
2011/6/7 15:28
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