パナソニック、Raboo専用の電子書籍タブレット端末「UT-PB1」
UT-PB1のイメージ |
パナソニック株式会社は、楽天が開設する電子書籍ストア「Raboo(ラブー)」のコンテンツを閲覧できる電子書籍タブレット端末「UT-PB1」を8月10日に発売する。価格は3万4800円。直販サイトや楽天市場で予約を受け付けている。
UT-PB1は7インチ(1024×600ドット)のTFT液晶を搭載した電子書籍タブレット端末。XMDF形式の電子書籍フォーマットに対応しているほか、ビデオはH.264/MPEG-4/WMV、音楽はAAC/MP3/WMA、画像はJPEGに対応。本体背面には130万画素のCMOSカメラも搭載する。
内蔵メモリーは8GBで、うちユーザーエリアとしては書籍に4.5GB、その他のデータに0.95GBが割り当てられている。最大32GBのmicroSDHCメモリーカードも利用できる。通信機能はWi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)を搭載する。
大きさは206×133×13.9mm(高さ×幅×奥行き)、重量は400g。ボディカラーは、ロージーブラウンの1色。電子書籍のページ送り操作を40秒に1回行った際のバッテリー持続時間は、画面の明るさが最小で約6時間、最大で約3.5時間。充電時間は約2時間15分。
なお、UT-PB1はブラウザーやメールのほか、パナソニック製のテレビやレコーダーを操作するリモコン、PDFファイルを表示するAdobe Readerなど16種類のアプリを搭載している。ただし、ユーザー側ではアプリを追加できない仕様となっている。
機能面では、気になる本の一部を購入前に閲覧できる「チラよみ」が可能となっており、端末には約600冊の「チラよみ」コンテンツがプリインストールされている。さらに、楽天電子書籍ストアのランキングを自動配信し、新たな書籍との出会いを提供するという。
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(増田 覚)
2011/7/22 14:54
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