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日本の平均ネット接続速度は世界3位、国内最速は「下妻」〜Akamai調査


 米Akamai Technologiesの日本法人であるアカマイ・テクノロジーズ合同会社は27日、インターネットの普及率や国別接続速度などを統計的にまとめたレポート「インターネットの現状」2011年第2四半期版を発表した。これによると、世界の都市別インターネット平均速度ランキング上位100位中、日本からは59都市がランク入りした。また、日本全体の平均接続速度は8.9Mbpsで、世界第3位だった。

 このレポートは、世界71カ国、約1900のプロバイダーにコンテンツ配信ネットワークを提供するAkamaiが、自社プラットフォームで独自集計したインターネット利用動態データをもとにしている。集計期間は2011年4月1日から6月30日。レポート全文(英文)はAkamaiのウェブサイトで会員登録を行えば無料で閲覧できる。

 期間中、Akamaiのネットワークに接続したユニークIPアドレス数は世界累計で6億457万。前四半期と比較して21%増加した。この構成比を国/地域別で集計した場合、最も多かったのが米国で1億4344万だった。第2位が中国で7644万、第3位が日本で4481万。韓国は第6位で2310万だった。

 インターネットの平均接続速度を都市別に計測したランキングでは、上位100位のうち59都市が日本国内だったが、第1位と第2位は韓国の都市で、ともに15.8Mbpsだった。第3位に茨城県下妻市が15.2Mbpsでランク入りしており、日本国内では最速にあたる。第4位から第8位についても浦和など日本の都市が占めており、平均速度は15.0〜13.7Mbpsだった。なお、第9位は米国のサンノゼで13.7Mbps。

 全世界のインターネット平均接続速度は2.6Mbps。前四半期と比較して21%向上した。一方、国別の第1位は韓国で13.8Mbps、第2位が香港で10.3Mbps、第3位が日本で8.9Mbpsだった。

 接続速度5Mbps以上のブロードバンド回線利用率は、全世界で27%。国別で比率が高かったのは第1位から順にオランダ68%、香港59%、韓国58%。日本は第6位で55%だった。

 なお、世界192カ国を発生源とする攻撃トラフィックもあわせて観測した。発信源の第1位は台湾で10%、第2位がミャンマーで9.1%、第3位が米国で8.3%だった。


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(森田 秀一)

2011/10/28 17:57