ソーシャルメディア広告市場、2011年度は10.5%増の665億円


 株式会社ミック経済研究所は23日、国内ソーシャルメディア市場の広告収入および課金収入についての動向をまとめたマーケティング資料「ソーシャルメディアの市場展望と事業戦略 2011年度版」を発表した。

 調査はSNS、ブログ、Q&Aサイト、動画・画像共有サイト、クチコミサービスの5分野をソーシャルメディアとして定義し、2011年10月から12月にかけて各分野の参入企業21社(24サービス)に面接取材を実施したもの。

 ソーシャルメディア広告市場の2011年度売上規模は、前年度比10.5%増の665億円と推定。自然災害による経済活動の遅延の影響により、大手広告主によるブランディング系の広告出稿が控えられた関係上、前年度の伸び率20.9%増を下回った。2012年度以降は年平均7.0%増で成長し、2014年度には815億円規模に拡大するとみている。


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(増田 覚)

2012/1/23 18:01