「Google+」13歳以上も利用可能に、青少年向け機能も用意
グーグル株式会社は27日、同社が運営するSNS「Google+」の利用制限を緩和し、13歳から17歳までのユーザーも利用できるようにした。これまでは、18歳以上のユーザーのみが利用可能だった。これに伴い、Google+を安全に使うための青少年向け機能も用意した。
青少年向け機能としてはまず、18歳未満のユーザーが最近の出来事を共有する際、「一般公開」もしくは「友だちの友だちサークル」を選ぶと、「サークルに追加していないユーザーがあなたの投稿を閲覧したりコメントできるようになります」と注意喚起する。
「一般公開」もしくは「友だちの友だちサークル」を選んだ際に表示される注意喚起のメッセージ |
さらに初期設定では、サークルに追加したユーザー以外は、自身にコンタクトできないようになっている。
初期設定では、サークルに追加したユーザー以外は、自身にコンタクトできないようになっている |
このほか、最大で10人が顔を見ながら会話できるハングアウト機能にも青少年向け機能を追加。18歳未満のユーザーがハングアウトを利用している際、サークル外のユーザーが参加してくると、18歳未満のユーザーが自動的にハングアウトから退出する仕組みとなっている。本人の画面には、退出した理由を説明するメッセージが表示されるため、再度参加するか完全に退出するかを選ぶことが可能だ。
Google+にはすでに、米国の人気ドラマ「Glee」やアニメチャンネル「Nickelodeon」など、世界中の10代向けコンテンツが続々と登場している。なお、日本では今回の利用制限の緩和に伴い、Google+を活用してファンと交流を図る「AKB48新戦略プロジェクト」において、13歳~17歳のメンバーが参加した。
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(増田 覚)
2012/1/27 15:22
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