GMO、横浜の新gTLD「.yokohama」申請へ


 GMOドメインレジストリ株式会社は13日、新gTLD「.yokohama」の管理・運営事業者(レジストリ)として、神奈川県横浜市から支持を得たと発表した。

 これを受けてGMOドメインレジストリでは、ICANNに対して「.yokohama」の申請手続きを開始。その後、ICANNによる審査期間などを経て、最短の場合で2013年1月より「.yokohama」の運用を開始する見込み。「『.yokohama』の運営を通じて観光、商工、文化、スポーツ、地域振興などさまざまな分野において『横浜』ブランドの存在感を国内外にアピールする活用の提案を続けていく」としている。

 新gTLDとは、従来は「.com」や「.net」など22種類に限られていたgTLD(generic Top Level Domain:分野別トップレベルドメイン)に、社名や地名などを広く使えるようにする枠組み。「.yokohama」のような地名を申請するにあたっては、該当する地域の自治体からの支持が必要となる。横浜市では、「.yokohama」のレジストリ希望事業者を1月10日から2月20日まで募集。これにGMOドメインレジストリ1社が募集し、横浜市が審査の上、同社に支持文書を交付することとした。


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(永沢 茂)

2012/3/13 15:48