「TweetDeck」がアップデート、自分やフォロワーの活動を一覧可能に


 米Twitterは22日、人気Twitterクライアント「TweetDeck」の新バージョンを公開した。「Activity」「Interactions」という新種のカラム、インラインメディアプレビュー、リスト管理、「RT @ユーザー名」形式の再開など、いくつもの新機能が追加されている。

 Windows、Mac OS X、Chromeアプリ、ウェブに対応する。ユーザーインターフェイスは英語だが、おおまかな使用方法の日本語ヘルプページが用意されている。Windows、Chromeアプリ、ウェブ版は、いずれもアプリやブラウザーを再起動することで自動アップデートされる。Mac OS X版はMac App Storeからアップデート可能だ。

追加された新種のカラム「Activity」の例(Twitter公式ブログより画像転載)

 新機能で特に興味深いのは、ActivityとInteractionsという新種のカラムを追加できるようになったことだ。カラムを追加する時に選択できるようになっている。

 Interactionsは、自分に関する@関連などの動きをまとめて表示してくれるカラムだ。すべての@関連、また、自分が誰かにフォローされたり、リツイート、リストおよびお気に入りへの追加が行われた場合、Interactionsのカラムにアラートが表示される。

 Activityでは、自分がフォローしている人々の活動をまとめて知ることができる。フォローしている人が誰かをフォローしたり、お気に入りやリストに追加した場合、このカラムに表示される。このリストを見ていくことで、興味深い情報をこれまで以上に見つけることが可能になる。

画像・動画のインラインプレビューが可能になった(Twitter公式ブログより画像転載)

 また、画像と動画をTweetDeck内でインラインプレビュー表示できるようになった。この設定は「Settings>General」メニューからオフにすることも可能だ。また、画像や動画をクリックすると、アプリ内でプレビューを大きく表示させることもできる。

 さらに、リストの作成、編集、削除をTweetDeck内で行えるようになった。ツールバーにリストボタンが表示されており、ここから自分のリストを管理できる。

 このほか、これまでの「Quote」リツイートオプションの評判が悪かったため、「RT @ユーザー名」形式に戻したとしている。

リツイート時の「RT @ユーザー名」形式(Twitter公式ブログより画像転載)




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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/3/23 12:32