「TweetDeck Web」限定ベータテスト開始、FirefoxとSafariにも対応


 Twitterアプリケーション開発企業の米TweetDeckは6日、同社の新ウェブアプリケーションとなる「TweetDeck Web」の限定的データテストを開始したと発表した。

 TweetDeckは、2010年12月に「Google Web Store」において「Chrome TweetDeck」をChromeアプリとして公開。40万人ものユーザーを獲得する人気を博していた。

 今回限定ベータテストが開始されたTweetDeck Webは、Chromeブラウザーに限定されていたこのアプリを、他のブラウザーでも利用できるHTML5などを利用したウェブアプリへと拡張するものだ。

 そのためTweetDeck Webは、Chromeだけでなく、Firefox 4/3.6とSafariをサポートし、近い将来にはOperaとInternet Explorer 9もサポートする予定だとしている。

 ユーザーインターフェイスや機能は、Twitterストリーミングを使用しないこと以外は、Chrome TweetDeckを引き継いでいるとしている。

 TweetDeck Webベータ版は当面、一部のTweetDeckアカウントユーザーに対してのみ提供され、将来的には利用できるユーザー数を増やしていきたい考えだ。関心のあるユーザーは、自分のTweetDeckアカウントで利用希望を申し込むことによって招待待ちリストに登録できる。


関連情報


(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/4/7 11:35