「Evernote for Android 3.6」公開、音声認識による文字入力が可能に

　米Evernoteは27日、Androidアプリ「Evernote for Android」のバージョン3.6を公開した。Android 1.6以上に対応しており、Google Play（旧Android Market）から無料でダウンロードできる。ただし、新機能の音声認識による入力機能にはAndroid 4以上で対応する。

　このバージョンでは、Androidに搭載されている音声認識による文字入力機能に対応した。吹き出しの中にマイクが入っている形（スピーチバブルと呼ばれる）のアイコンをタップすると、音声によって文字入力を始めることができるとしている。テキストと同時にその音声自体も録音される。

スピーチバブルアイコン（Evernote公式ブログより画像転載）

　なお、この機能はAndroidのSpeech to Text APIを利用しているため、同機能に対応しているAndroid 4（通Ice Cream Sandwitch）でなければならない。また、ネットに接続されていなければならないという制約もある。音声入力機能が利用できる場合には、マイクアイコンとスピーチバブルアイコンが表示される。

　今回のアップデートでは、ウィジェット専用アプリ「Evernote Widget」もアップデートされ、色やボタンなどをカスタマイズできるようになったほか、カメラを即座に起動できるQuick Snapshot機能も追加されている。