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子供にPCを利用させるメリット「特にない」が4割、母親の意識調査で


 株式会社クロス・マーケティングは4日、「子供のパソコン利用に関する親の意識調査」の結果を発表した。同社アンケートモニターのうち、4〜12歳までの子供を持つ女性PC所有者500人を対象に2月25日〜28日に実施したもの。

 子供のPC利用頻度は、「毎日のように使っている」が13.6%、「時々使っている」が32.6%、「ごくたまに使っている」が29.2%、「使っていない」が24.6%。「使ってない」を除くと、子供のPC利用率は75.4%となる。子供の年齢別にみると、年齢が上がるにつれて利用率が上がり、小学3年生以上では85%を超える。利用している層(377人)における、子供の利用開始年齢の平均は6.7歳だった。

 利用している層に、子供にPCを利用させることのメリットについて聞いた設問では、「特にない」が42.2%に上った。メリットを感じている人の回答では、「好奇心旺盛になった」が36.3%で最多。以下は、「親子のコミュニケーション機会が増えた」が17.5%、「趣味が増えた」が16.7%、「学力が向上した」が2.4%の順。その他の意見としては「語学が強くなった(アルファベット、漢字を覚える)」「PCの操作を覚える」などがあった。

 なお、同じく利用している層に、子供のPC利用内容および1日の平均利用時間を聞いた設問では、「テレビ・DVD鑑賞」が35.56分で最長。僅差で「掲示板閲覧・書き込み/チャット」が34.62分となっている。以下は、「オンラインゲーム」が31.69分、「ブログ作成・書き込み」が28.85分、「Webサイトの閲覧」が23.97分、「音楽鑑賞」が23.88分、「学習教材」が23.13分、「その他のゲーム(最初からPCに入っているゲーム、ダウンロードしたゲームなど)」が22.23分。

 子供にPCを利用させることの不安要因として最も多かったのは「(長時間プレイでの)視力低下」の66.0%で、次いで「不健全なサイトへのアクセス」が60.2%だった。以下は、「依存症」が40.1%、「個人情報漏洩によるトラブル」が30.8%、「ネット上のコミュニケーショントラブル」が27.9%、「対面コミュニケーションの希薄化」が13.3%と続く。子供の年齢別にみると、「(長時間プレイでの)視力低下」は4〜6歳(未就学)の子供、「不健全なサイトへのアクセス」は小学5・6年生を持つ親で多かったという。「特に不安に思っていることはない」は7.7%で、1割に満たなかった。

 利用していない層(123人)を対象に、子供にPCを利用させていない理由について聞いた設問では、「親が必要ないと思っている」が52.8%で最多。次いで「子供が興味を持っていない」が35.0%、「視力低下が怖い」「依存症になりそう」がともに20.3%、「不健全なサイトアクセスへの不安」が12.2%、「ネット上のコミュニケーショントラブル」が8.9%、「個人情報漏洩によるトラブル」「対面でのコミュニケーションが希薄になりそう」がともに4.9%、「高額な料金を請求されそう」が3.3%の順。「特に理由はない」は13.8%。


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(永沢 茂)

2012/4/5 11:11