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Macを標的にしたマルウェア「Flashback」、依然14万台が感染


 株式会社シマンテックは18日、Macを標的にしたマルウェア「Flashback」の感染数は日を追って少なくなっているが、当初の見込みよりは減少幅が小さく、4月16日時点でも依然として約14万台が感染していると報告した。

感染数の推移

 Flashbackは、Macを標的としたマルウェアの名称。3月にJavaの脆弱性を悪用する亜種が登場し、AppleがJavaのアップデートを提供する前だったことから、感染の規模が拡大。シマンテックの調査では、4月6日時点で60万台以上のMacがFlashbackに感染していた。

 こうした状況を受け、シマンテックや他のセキュリティベンダーではFlashbackの対策ツールを公開。Appleでも、JavaのセキュリティアップデートとともにFlashbackの削除ツールを4月12日から提供を開始しており、こうした対策により感染数は毎日減少しているが、当初の見込みほど大幅に減少はしておらず、4月16日時点でも依然として約14万台が感染しているという。

 また、Flashbackが悪用したJavaの脆弱性は、別のマルウェア「Sabpab」が悪用していることも確認され、SabpabはWordの脆弱性を悪用することも判明している。シマンテックでは、最新のウイルス定義対策をインストールするとともに、OSやアプリケーションについも最新のパッチを適用しておくことが重要だとして、ユーザーに対策を呼びかけている。


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(三柳 英樹)

2012/4/20 13:15