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「利用規約を読む」は15%、Googleの利用規約簡易化は82.7%が「知らない」


 株式会社ネットマイルは20日、ネットサービスやスマートフォン向けアプリの利用規約・プライバシーについて実施したアンケート調査の結果を発表した。各種サービスを使用する前に「利用規約を(必ず)読む」と答えたユーザーは15%、サービス運用者側が取得する利用者個人情報の内容について「知っている」の回答が5%にとどまるなど、独特の傾向が浮かび上がった。

 調査が行われたのは3月30〜31日の2日間。約256万人のネットマイル会員を対象に予備調査を実施し、「WEB検索エンジン」「SNS」「スマホアプリ」「ポータルサイト」の利用者1000パネルを抽出した上で本調査が行われた。構成比は男女5対5、20〜50歳代の4年代から各25%ずつ。また「1日数回以上」(767人)、「1日1回程度」(157人)、「2日に1回以下」(76人)という利用頻度別にも分析を行った。

 インターネットサービスやスマートフォン向けアプリの利用前に、利用規約を読むかという設問では、「読む」が15.0%、「ときどき読む」が52.2%、「読まない」が31.9%だった。「読まない」の回答率は、年代別で大きな差が見られなかったものの、利用頻度の低いユーザーほど多いという。

 「読まない」と回答したユーザーに対し、その理由を複数回答で聞いたところ、「めんどくさい」が87.5%で最も多かった。続いて「時間がない」が26.0%、「理解できない」が17.2%だった。また、2012年に入ってからGoogleが実施した利用規約簡易化については、82.7%が「知らない」と答えた。

 加えて、利用規約を「個人とサービス提供側との契約」だと認識しているかについては、74.2%が「ある(認識している)」としたが、14.8%が「ない」、11.0%が「わからない」と答えた。

 現在使用中のサービスについて、どんな個人情報が取得されているかについて聞いた設問では、「知っている」が5.4%、「だいたい知っている」が48.9%、「知らない」が32.3%、「わからない」が13.4%だった。なお、利用者の個人情報をサービス向上に活用していることについて、「知らない」「わからない」と答えた人の合計は52%に達していた。

 また、サービス運営者側に提供したくない個人情報のトップは、クレジットカード番号で85.3%。以下、住所が70.3%、電話番号が69.4%と続く。氏名は53.9%で、全体で7番目だった。


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(森田 秀一)

2012/4/20 17:44