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グリー、RMT対策強化で「探検ドリランド」アイテムの出品・取引額が減少


 グリー株式会社が提供するソーシャルゲーム「探検ドリランド」上のアイテムを現実の通貨などで取り引きするリアルマネートレード(RMT)行為について、大手ネットオークションでの出品件数が4月に入り減少していることがわかった。落札総額も減少したという。

 グリーでは3月、ソーシャルゲームの適正利用促進やRMT関連行為の禁止徹底に向けた施策の導入を発表していた。グリーでは今回、株式会社オークファンのデータをもとに、探検ドリランドのアイテムやカードに関する出品件数と落札金額の推移をとりまとめた。

 出品件数は、3月上旬〜中旬までは1日あたり3000件以上を推移していたが、4月16日には1500件ほどに減少した。RMTで売買されたアイテムの受け渡しにはゲーム内のトレード機能が使われるが、3月23日には、トレード機能を利用する際にIVR認証(音声自動応答サービスを利用した、携帯電話の電話番号による認証)を導入。さらに3月31日、RMTへの関与が疑われるユーザーの利用停止措置をとっていた。3月23日と4月16日を比較すると、出品件数は56%減少した。

「探検ドリランド」のアイテム、カード等に関する出品件数の推移

 落札金額についてはばらつきがあるが、3月中はだいたい1日あたり300万円から400万円、最も多い日で600万円近くに達していたが、4月に入って100万円ほどに減少した。同じく3月23日と4月16日を比較すると、76%減少した。

「探検ドリランド」のアイテム、カード等に関する落札金額の推移

 グリーは、SNS「GREE」における利用環境を向上させることを目的に、外部の有識者で構成されるアドバイザリーボードを設置している。その第1回会合が4月20日に開催され、導入した施策の効果としてこれらの統計データを報告したもの。


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(永沢 茂)

2012/4/23 15:02