ソーシャルゲーム、初課金のきっかけ「時間短縮アイテム」が最多


 株式会社エンターブレインは25日、ソーシャルゲームユーザーの利用動向をまとめた調査結果を公表した。それによれば、ソーシャルゲーム利用者は20.5%に上り、2011年9月に実施した前回調査の16.3%から約5ポイント上回った。

 また、15~59歳の男女でソーシャルゲームを週2~3日以上利用している1600人を対象としたアンケートでは、ソーシャルゲームを継続する心理(複数回答)は「モノを集めたい」が30.8%でトップ。その一方で2位は「人とつながりたい」が20.3%いた。エンターブレインでは「ゲーム性だけでなくコミュニケーション要素が継続意識を高めている」と分析している。

 このほか、ソーシャルゲームの継続利用者が初めて購入した課金アイテムとしては、「時間短縮アイテム」が25.6%で最多。男女別に見ると、男性ではゲームを有利に進められる「ステータスアップアイテム」が29.8%、女性では自分のキャラクターをカスタマイズできる「アバターアイテム」が27.3%で1位だった。


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(増田 覚)

2012/4/26 06:00